日本と比べてアメリカでの運転免許の取り方はずいぶん違います。また、アメリカ国内でも州ごとに交通法規が違いますので、NY州での運転免許の取り方を説明します。
運転免許取得に必要なもの
- 16歳以上であること
- 年齢を証明するもの
- SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)
- グリーンカードまたはパスポート
- (持っていれば)日本の運転免許証

まずDMV(Department of Motor Vehicles)の事務所へ行ってDriver’s Manualというものを入手し、筆記テスト(permit test)と路上テスト(road test)のための勉強をします。アメリカでは、教習所へ通ってから筆記試験を受けて免許を取る、というのではなく(もちろん教習所も存在しますが、日本のそれとは全く違うものです)、筆記試験に合格したらいくつかの要件を満たしたうえで路上試験に臨みます。
各事務所の所在地はこちらで探してください。 DMV Office Locations and Reservations
マニュアルはインターネット上でも読むことができ、練習テストも受けられます。 New York State Driver’s Manual and Practice Tests
筆記テスト(Permit Test)
筆記テストの自信がついたら、自分の住むcountyのDMVの事務所へ行き、必要書類と手数料を支払います(年齢によって手数料が違います。参照)。その後視力検査があり、筆記テストを受けます。
筆記テストは日本語を含む20言語で受験することができます。カウンターで日本語受験を希望する旨を伝えてください。不合格の場合は何度でも試験を受けることができますが、しっかり勉強してから受け直すほうが良いでしょう。
筆記テストに合格すると「Learner Permit(仮免許)」が発行されます。このPermitは5年間有効です。
路上テストまでの準備(Pre-Licensing Requirements)
路上テストを受けるには、以下の2つの要件を満たす必要があります。
① 5時間コース(Pre-Licensing Course)の受講 DMV認定の「Pre-Licensing Course(5時間コース)」の受講が義務となっています。このコースでは、道路交通システム、運転技術、危険認知、飲酒運転などについて学びます。(高校や大学の48時間ドライバー教育プログラムを修了した場合は免除されます。)
② 路上運転練習 Learner Permitを持った状態で、有効な免許を持つドライバーを助手席に乗せて路上練習をすることが求められます。17歳以下の場合は、最低50時間(うち夜間15時間以上)の練習が義務付けられており、練習記録の証明書が必要です。
路上テストの予約は今どこでも1ヶ月以上待たされることが多いようです。 路上テストの詳細はこちらをご覧ください。 Prepare for Your Road Test
路上テスト(Road Test)
路上テストのほかに、縦列駐車またはバックでの車庫入れが課されます。
合格のコツは、停止サインのところではしっかり止まる、止まったら首を大げさなくらいに振って左右確認、スピードを出すべきところではしっかり出し、徐行が必要なところでは十分スピードを落とす、といったところでしょうか。
免許証の交付
これで合格すれば晴れて運転免許証が取れます。日本と同様に写真を撮ります。申請時に臓器提供登録(Donate Life Registry)への登録を案内されますので、事前に家族や配偶者とよく話し合っておきましょう。
NY州の運転免許証は、5年目の誕生日まで有効です。
参考リンク
New York State Department of Motor Vehicles https://dmv.ny.gov/
免許取得について https://dmv.ny.gov/driver-license/get-learner-permit
州の法律は数年ごとに変わります。上記の内容が実際と異なる場合があります。最終的にはご自身でご確認くださいますようお願いいたします。バッファロー日本人会はいかなる行き違いやもめ事にも責任を負いかねます。